境内の景観が美しくスカイツリーまで見える亀戸天神社(江東区)
東京十社のひとつ「亀戸天神社」は、駅から徒歩圏内に鎮座しているが少し歩く。
駅すぐではないが、駅から神社までの道中には商店街があり、「鷽」が彫られたオブジェもあるので街あるきが楽しめる。
亀戸天神社のようす
亀戸天神社は境内が広く、手入れされた木々があって自然が多い。
広い面積に藤棚があったが葉を落とした状態では寂しげに見えた。しかし花の季節だと、藤まつりが行われて多くの人でにぎわう花の名所となるらしい。
花以外にも太鼓橋や神牛、鷽の碑など見どころはたくさんあり、御祭神が菅原道真公なので、筆塚や五歳菅公像などまつわるものもあった。
東京十社のひとつにもなっている亀戸天神社は、厳かな雰囲気があったが、後ろにスカイツリーが見えたとき、ちぐはぐな印象を受けた。
時間がゆっくりと流れる神社と、どんどん変わっていく都心のようすが同時に感じられる不思議な空間だった。
【こぼれ話】東京十社めぐり
東京十社…東京鎮護のため准勅祭神社として定めた10の神社。
- 根津神社(文京区根津)
- 神田神社(千代田区外神田)
- 亀戸天神社(江東区亀戸)
- 白山神社(文京区白山)
- 王子神社(北区王子本町)
- 芝大神宮(港区芝大門)
- 日枝神社(千代田区永田町)
- 品川神社(品川区北品川)
- 富岡八幡宮(江東区富岡)
- 氷川神社(港区赤坂)
リーフレットによると、亀戸天神社は次のように紹介されていた。
亀戸天神社(東宰府 亀戸天満宮)
御祭神 天満大神(菅原道眞公)
例大祭 八月二十五日
学問の神様、菅原道眞公(天神様)を祀る。
寛文二年(一六六二)菅家の後裔、菅原大鳥居信祐公が九州の大宰府天満宮より勧請、地形をはじめ社殿や楼門、太鼓橋など境内の結構をすべて大宰府の社にならって造営したのを起源とする。
爾来、亀戸宰府天満宮とも号され、朝野の信仰厚く、また、行楽の名勝地としても暄伝され、杖をひく人跡を絶たない繁栄をみせ、江戸庶民信仰の本源として関東天神信仰の中枢を占めている。
春は梅花に藤の花、秋は菊花― 四季折々の彩りは、まさに“花の天神様”というにふさわしい。
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亀戸天神社について
亀戸天神社
(所在地 東京都江東区亀戸3-6-1)
■亀戸天神社までの距離(徒歩の場合)
・亀戸駅…約 1.07km(13分)
・押上駅…約 1.41km(17分)
観光情報についての参考サイト
■亀戸天神社
http://kameidotenjin.or.jp/
■江東おでかけ情報局
江東区観光協会
https://koto-kanko.jp/
■江東区 公式サイト
https://www.city.koto.lg.jp/index.html
■GO TOKYO
東京の観光公式サイト
https://www.gotokyo.org/jp/index.html