大きな鳥居が目印の日枝神社(千代田区)
赤坂の日枝神社は鳥居がでかい。
それに境内もそこそこ広い。
土地に余裕があるとはいえない赤坂という立地には不釣り合いで、都心の神社とは思えないくらいの空間となっている。
そんな一風変わった赤坂の日枝神社を参拝してきた。
赤坂の日枝神社のようす
日枝神社はインターネットを使って神獣を探している過程で知った。
神獣を簡単に説明すると、神社を守護する狛犬が一般的だ。
スタンダードなのは狛犬(獅子)と稲荷(キツネ)だが、実は神獣はいろいろいる。
狛犬、稲荷、オオカミ(山犬)には会ったことがあり、それほど珍しいわけではない。
しかしサルの神獣はこれまで見たことがなかったので、どんな姿をしているのか興味を持ち、日枝神社を参拝したという運びだ。
日枝神社はのっけから異色で、通常の社寺だと阿吽像が立っているような門で、サル姿の武将(?)が迎えてくれた。
それから社殿へ行くと両脇にサルの神獣が鎮座していた。
サルづくしである。
この神猿像に会いに来たのだが、人気があって写真を撮る行列ができていた。
参拝し神猿像の写真を撮ったとき、姿を間近で見て穏やかだという印象を受けた。
社寺にいる神獣は守護者の役割があるからか、威嚇したけわしい表情をしていることが多い。
それが日枝神社の神猿像は違っていたのが印象深かった。
立地が都市部のビル街とあって、さすがに人気がある。
もう少しゆっくりしたかったが、参拝者が多かったので落ち着かない。
参拝後はあまり散策せずに神社をあとにした。
【こぼれ話】東京十社めぐり
東京十社…東京鎮護のため准勅祭神社として定めた10の神社。
- 根津神社(文京区根津)
- 神田神社(千代田区外神田)
- 亀戸天神社(江東区亀戸)
- 白山神社(文京区白山)
- 王子神社(北区王子本町)
- 芝大神宮(港区芝大門)
- 日枝神社(千代田区永田町)
- 品川神社(品川区北品川)
- 富岡八幡宮(江東区富岡)
- 氷川神社(港区赤坂)
リーフレットによると次のように日枝神社は紹介されていた。
日枝神社(山王さま)
御祭神 大山咋神、相殿に御三座
例大祭 六月十五日(隔年神幸祭)
江戸山王の始源は古く鎌倉初期秩父重継が江戸貫主を名乗り、館に山王社を勧請し、文明年中太田道灌が城内鎮守神と尊崇し、更に徳川家康江戸入府に際し将軍家の産土神と崇め、社殿を造営し、神領を寄進(六百石)、その祭礼・山王祭は、天下祭・御用祭とも称され、日本三大大祭の一とされた。
明治元年東京遷都と共に准勅祭社とされ、皇城の鎮護の神として官幣大社に列せられ、武蔵野開拓、大江戸の鎮護の神として広く都民の尊崇をあつめている。
日枝神社周辺のMAP
日枝神社
(所在地 東京都千代田区永田町2-10-5)
■日枝神社までの距離(徒歩の場合)
・赤坂駅…約 0.50km(06分)
・溜池山王駅…約 0.283km(03分)
観光情報についての参考サイト
■日枝神社
https://www.hiejinja.net/
■VISIT CHIYODA|千代田区観光協会
http://visit-chiyoda.tokyo/
■千代田区 公式サイト
https://www.city.chiyoda.lg.jp/
■GO TOKYO|東京の観光公式サイト
https://www.gotokyo.org/jp/index.html