河童ではなく擬人化された「 」でした(千代田区)

千代田区内を歩いていると金色に光る物体が目に入った。
形状からおそらく妖怪の河童だろうと判断し、どんな経緯で作られたのか興味をもったので近くで見てみることにした。
像の前に着くと説明文があったので、さっそく読んでみた。河童ではないと知り正体に驚いた。
金色の正体は「豊展観守像」

金ピカの物体は、人のように手足があるけど頭部の形状は人の形をしていない。だから遠目からでも人物ではないのはわかっていた。でも人の形に近い姿をしているので、妖怪の河童と思っていた。
ところが金ピカは河童じゃなかった。
想像してなかった生き物を擬人化したものだった。
金剛鎚起 豊展観守像
この彫刻は、活気とやすらぎ・教育と文化の町として知られる千代田区に住む人々の豊かさと発展する町を観守する姿を、こがね虫と人間の擬人化により、造形表現をして製作されたものであり「彫刻のある町・千代田区」として潤いと個性のある歴史と文化を重視した新しいまちづくりを願う久保金司氏より、神田の魅力を記録した写真集、神田っ子の昭和史「粋と絆」の浄財をもとに本区に寄贈されたものです。
平成三年九月 千代田区

まさかコガネムシとは思わなかったのでかなりの衝撃だった。
金ピカ像は高い位置にあったので顔を真正面から撮ることはできなかった。掲載している写真からだとわかりにくいが、ちゃんと正面から撮るとコガネムシとわかる表情をしているのかもしれない。
豊展観守像について
豊展観守像
(所在地 東京都千代田区神田錦町1-29)
※神田橋公園(2024年1月現在は閉鎖中)
■豊展観守像までの距離(徒歩の場合)
・竹橋駅…約 371m(04分)
観光情報についての参考サイト
■VISIT CHIYODA
千代田区観光協会
https://visit-chiyoda.tokyo/
■千代田区 公式サイト
https://www.city.chiyoda.lg.jp/
■GO TOKYO
東京の観光公式サイト
https://www.gotokyo.org/jp/index.html