足尾銅山へ行ってきた【栃木県】

足尾銅山観光(日光市)

足尾銅山観光
坑道の見学コース(足尾銅山観光)

日本は国土がせまいこともあって資源が少なく、山を掘って鉱物を求めるような仕事は現在見かけない。

しかしかつては金山・銀山と呼ばれた鉱山もあり、規模は小さくとも日本各地に鉱山はあった。

今ではすべての鉱山が閉山となっているが、採掘跡は残され観光スポットになっていたりする。

今回旅行に来た栃木県には足尾銅山があったので行ってみた。

足尾銅山観光のようす

足尾銅山観光
足尾銅山観光(栃木県日光市)

足尾銅山観光は、実際に採掘されていた鉱山跡を利用した観光地となっている。

見学コースは、はじめにトロッコに乗って移動し、降車後は徒歩で坑道内を見学、最後に展示室の順で、売店もあったのでおみやげの購入もできるようになっていた。

足尾銅山の坑道

足尾銅山観光
トロッコ列車(足尾銅山観光)

足尾銅山の見学は坑道内へ行くのにトロッコを利用する。

トロッコは遊園地で走っているような小さいもので、準備が整うと乗車して坑道へ向かう。

足尾銅山観光
通洞坑(足尾銅山観光)

トロッコは大人だと2人掛けとなるサイズで少し窮屈に感じるが、坑道のサイズが小さいのでトロッコが小さいのは仕方のないことだ。

通洞坑の入口には説明板があり、次のように書かれていた。

通洞坑(国指定史跡)
明治18年(1885)開坑に着手し、11年の才月をかけ本山坑と貫通させ、足尾銅山の大動脈となった。昭和48年閉山となり日本最大の銅山は歴史を閉じた。 /日光市

足尾銅山観光
トロッコ列車(足尾銅山観光)

開園前に到着したときは、ほかにお客の姿はなく駐車場は閑散としていたので人気がないかも…と思っていたが、徐々に来園者はやってきた。

開園後は混雑することはなかったが来園者はわりといてトロッコの席はほぼ埋まっていた。

坑道内は途中から徒歩見学

足尾銅山観光
坑道内(足尾銅山観光)

トロッコが降車場に到着すると、そこからは先は徒歩での見学となる。

坑道内は立って歩けるくらいの高さがあったので見学には支障なかった。

しかし、どこもジメジメしていて太陽の光もないためライトが点いていても薄暗かった。

時代ごとの解説

足尾銅山観光
坑道内の説明板(足尾銅山観光)
足尾銅山観光
坑道内の説明板(足尾銅山観光)

坑道内は時代ごとに分けた展示・解説をしていた。

時代とともに鉱山が変化していく様子がわかるように展示していたので見やすくてよかった。

足尾銅山観光
坑道内の展示(足尾銅山観光)

展示物のなかには、実際の作業を再現した可動式の人形もあった。

暗い中で動く人形は少し不気味だったが、子どもでもわかるような展示方法を使っていることに感心した。


足尾銅山については学校の授業で習ったことがあったので少し知っていた。

でもそれは知識だけのことで、足尾銅山観光へ行き、実際に使われていた坑道を見学してみると、鉱山の現場がどんなところだったのか体験できたのでよかった。

足尾銅山観光の基本情報(2018年)
・営業時間…09:00~16:30/無休
・入坑料…おとな820円

おみやげに購入した古銭

足尾銅山観光
古銭(足尾銅山観光)

足尾銅山観光には複数の売店があった。
おみやげ用に古銭を販売しているお店もあったので、旅の思い出としていくつか購入した。

入手した足尾銅山観光のリーフレット

足尾銅山観光
足尾銅山観光リーフレット

リーフレットには見学コースが簡単に解説されている。

【こぼれ話】通洞鉱山神社

通洞鉱山神社
通洞鉱山神社の狛犬

足尾銅山観光の近くに通洞鉱山神社がある。

ユニークな表情の狛犬が守護しているので会ってみるといいかも。

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足尾銅山観光周辺のMAP

足尾銅山観光
(所在地 栃木県日光市足尾町通洞9-2)

■足尾銅山観光までの距離(徒歩の場合)
・通洞駅…約 0.44km(05分)

■足尾銅山観光までの距離(車の場合)
・日光市役所…約 31.8km(42分)
・栃木県庁…約 61km(1時間26分)

観光情報についての参考サイト

日光旅ナビ
日光市観光協会公式サイト

日光市
公式サイト

とちぎ旅ネット
栃木県観光物産協会