観光スポットが多いエリアにある西久保八幡神社【東京都】

境内に妙な落とし物? 西久保八幡神社(港区)

西久保八幡神社
西久保八幡神社(東京都港区)

東京タワー周辺を散歩していたときに見つけたのが西久保八幡神社。

歩道から鳥居が見えたことがきっかけで、さらに先に社殿がありそうだと興味がわいたので参拝した。

西久保八幡神社のようす

西久保八幡神社
西久保八幡神社(東京都港区)

街さんぽをしていたら鳥居に気づいた。

鳥居の奥はわりと急な階段で先は見えなかったけど、先に神社があるとわかる。鳥居を見つけたのも何かの縁。参拝しようと階段を上った。

高台に鎮座していたのは西久保八幡神社。

訪れた時間が早かったためか人の気配はなく静かな境内だった。

神社の情報がわかるものはないかと思っていたら案内板があった。これで神社の概要がわかると思って目を通してみると、神社の説明ではなく、東京都指定史跡になっている場所と紹介されていた。

知りたかったのは神社についてだが、史跡を訪れたのも何かの縁。案内板に書かれていた内容を紹介する。

東京都指定史跡 西久保八幡貝塚
・所在地:港区虎ノ門五-一〇-一四 八幡神社内
・指 定:昭和六二年二月二四日

港区虎ノ門飯倉交差点の北側にあたる台地の先端に西久保八幡神社があります。この社殿の裏手斜面に貝塚が形成されており、都心部に良好な状態で残る貝塚と言えます。

本貝塚が知られたのは昭和のはじめ頃に遡りますが、正式調査を経ぬまま今日にいたっていました。昭和五七年度の都心部遺跡調査団による分布調査で存在が確認され、調査が行われました。

台地の縁辺から斜面にかけて、縄文時代後期前葉から後葉にかけての混土貝層が二枚発見されました。また、貝層上には縄文時代晩期の遺物包含層、貝層下には縄文時代前期の遺物包含層が確認されています。調査範囲が狭いにもかかわらず、貝層からは縄文時代後期中葉の完形の精製浅鉢土器や精製深鉢土器、粗製深鉢土器が数個体出土しており、E・S・モースが発掘した品川区大井の国指定史跡大森貝塚出土品(重要文化財)との比較資料として重要です。

 平成二二年三月 建設/東京都教育委員会

西久保八幡神社
西久保八幡神社(東京都港区)

ぷらぷらと境内を歩いていると、珍しいものが転がっていて興味を引いた。

それは写真のとおり、砲弾である。

なんの案内板もなく、ごろんと置いてあったので「???」となるしかない。なんとも不思議な神社だった。

西久保八幡神社について

西久保八幡神社
(所在地 東京都港区虎ノ門5-10-14)

■西久保八幡神社までの距離(徒歩の場合)
・神谷町駅…約 0.247km(03分)

観光情報についての参考サイト

■西久保八幡神社
http://www.hachimanjinja.or.jp/main/

■VISIT MINATO CITY
https://visit-minato-city.tokyo/ja-jp/
→港区観光協会

■港区 公式サイト
https://www.city.minato.tokyo.jp/

■GO TOKYO
https://www.gotokyo.org/jp/index.html
→東京の観光公式サイト