商店街に金ぴかのネコが! ニャンピー伝説【東京都】

目立つ猫の像は「猫飛(にゃんぴー)」という(練馬区)

ニャンピー
サンツ中村橋商店街にいるニャンピー(東京都練馬区)

練馬区にあるサンツ中村橋商店街を散策していたときに不思議なネコと出会った。

姿は金ぴか、片手には小判を持っている。正体が気になったので案内板を読んでみると伝説のネコだった。

サンツ中村橋商店街にいるニャンピー

ニャンピーベンチ
サンツ中村橋商店街にいるニャンピー(東京都練馬区)

屋根付きの庚申塚のすぐ横に、金色に輝くネコの像があった。不思議に思いながら近づいていくと、案内板にネコについて紹介が書かれていた。

猫飛の恩返し

むかし、むかしのこと、上練馬村の権兵衛さんが千川上水にかかる中村橋のたもとで練馬大根を洗っていると、川上からおぼれかけた一匹の猫が流れてきました。権兵衛さんは練馬大根をさしだしてその猫を助けてあげました。

猫は「猫飛(にゃんぴー)」と名付けられ、かわいがられていましたが、元の飼い主の所へ帰ったのか、ある日、突然いなくなってしまいました。

それから数年後、権兵衛さんが足にけがをして仕事ができず困り果てていたある朝、納屋の前に何と一枚の小判を見つけたのです。

まわりにあった足跡から猫飛が恩返しに来たのだとわかり、感謝の涙を流したのでした。

以来、このお話は「猫飛伝説」として、この中村橋の地に語り継がれています。

ニャンピー
中村橋駅近くのニャンピー(東京都練馬区)

金のネコは商店街のキャラクターで商店街のサイトを見ると細かく紹介されていた。

サイトによると「しっぽにさわるとイイことがおこるという言い伝えがある」らしく「やさしくさわってね!」とあった。

ニャンピーは庚申塚のとなりだけでなく、中村橋駅の南口の広場でも見かけた。駅前のニャンピーはすぐに会えるので、中村橋駅を利用する機会があるならちょっと寄ってみるといいかもしれない。

猫飛の像について

猫飛(にゃんぴー)とニャンピーベンチ
(所在地 東京都練馬区貫井1-6-8)
※サンツ中村橋商店街

■猫飛とニャンピーベンチまでの距離(徒歩の場合)
・中村橋駅…約 113m(01分)

観光情報についての参考サイト

■サンツ中村橋商店街 公式サイト
https://nyanpy.com/

■とっておきの練馬|練馬区観光情報サイト
https://www.nerimakanko.jp/
→一般社団法人練馬区産業振興公社

■練馬区 公式サイト
https://www.city.nerima.tokyo.jp/

■GO TOKYO
https://www.gotokyo.org/jp/index.html
→東京の観光公式サイト