サクラが咲く時期だと仕事前に立ち寄る人もいる靖国神社(千代田区)
春、サクラが開花するとあちこちで花見スポットができる。
都内は街路に桜の木を植えているところもあり、桜並木をつくっているエリアもある。
神社や寺でも花見の名所といわれるところがあって、千代田区にある靖国神社のサクラもそのひとつだ。
春はサクラの名所となる靖国神社
サクラの満開の時期は早めに家を出て仕事前にサクラを見に行く。
千鳥ヶ淵緑道のサクラを楽しむと、ちょうど靖国神社の前に出るのでそのまま向かった。
靖国神社は桜の「標本木」があるので知っている人は多いかもしれない。
標本木とは気象庁の植物季節観測に使われている木のことで、靖国神社ではサクラの開花日の観測に活躍している。
境内には大きな鳥居が立っていたり、立派な灯籠もあったりして、目を引くものは多いけど、サクラが開花するときは花が主役となる。
参拝した人が足を止めて見上げると笑顔になる。そんなほっこりする場面が見れるサクラの名所だ。
境内には案内板があり、靖国神社について次のように紹介していた。
御由緒
當靖國神社は、幕末、嘉永六年以来幾多の事変戦役を経て先般の大東亜戦争に至る間に戦歿せられた人々のみたまをおまつり申上げてゐる神社であります。
御祭神は北白川宮能久親王同永久王の御霊を始めとし、沖縄の男女生徒の年若きみたまに至る迄、国民の各層に及びその数は二百四十萬柱の多きを算へます。
その起源は、明治天皇の思召に依り明治二年六月二十九日、一身を捧げて国難に殉ぜられた人々の勲を永く顕彰し、そのみたまをお慰め申上げる為に、此の地に東京招魂社として創立せられたのに始まり、明治十二年に至り靖國神社と改稱せられました。
創立以来皇室の御崇敬はもとより、国民遺族の変らぬ崇敬のもとに御神徳は愈々輝き、御社頭は日毎に隆昌に赴いて居ります。
例大祭は、勅使の参向のもとに春は四月二十一日より二十三日まで、秋は十月十七日より十九日まで夫々三日間盛大に執り行はれます。
サクラの花の見ごろは短く、休みの日だけだと複数の場所を訪れるのはむずかしい。
どこへ行こうか悩んでいる人には皇居周辺がおすすめだ。今回紹介した靖国神社のほかに千鳥ヶ淵緑道もサクラの名所で、徒歩で行ける距離で花見を楽しめる。
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靖国神社について
靖國神社
(所在地 東京都千代田区九段北3-1-1)
■靖国神社までの距離(徒歩の場合)
・九段下駅…約 0.782km(09分)
・飯田橋駅…約 1.33km(16分)
観光情報についての参考サイト
■靖國神社
http://www.yasukuni.or.jp/
■VISIT CHIYODA
https://visit-chiyoda.tokyo/
→千代田区観光協会
■千代田区 公式サイト
https://www.city.chiyoda.lg.jp/
■GO TOKYO
https://www.gotokyo.org/jp/index.html
→東京の観光公式サイト