東京都内で見かけた野鳥たち
東京は建物ばかりで自然は少ない、だから動物も少ないだろう…と思っていたが意外と野鳥を見かける。
都内で撮影した野鳥の写真がたまってきたので、ここで紹介していく。
公園で見かけた野鳥
野鳥を観察したいのなら緑の多い公園がおススメで、大きな池があったりすると水鳥がやってくることもある。
水鳥はサイズが大きいので比較的探しやすく、バードウォッチングをする際の楽しみにもなる。
01_カルガモ
カルガモは親子で移動する姿が愛らしくて人気のある水鳥だ。
ヒナは茶色×黄色の姿をしていて、石神井公園では5~6月頃に親子を見かけた。
■カルガモの撮影場所
石神井公園(練馬区)、新宿御苑(新宿区)
02_カイツブリ
カイツブリは潜水が得意なようで、見つけてもすぐに水中へ姿を隠す。
ヒナは縞模様をしていて、プカリと浮かんでいる姿は愛らしくヌイグルミみたいだ。
■カイツブリの撮影場所
石神井公園(練馬区)、善福寺公園(杉並区)、井の頭公園(武蔵野市)
03_バン
バンは警戒心が強いらしく、すぐに身を隠す。
ハスの葉の上を歩くバンのヒナを見つけ、正体がわからず「カルガモのヒナ?」と思わず口に出したら、近くにいたおっちゃんが「バンだよ」と教えてくれた。
■バンの撮影場所
石神井公園(練馬区)
04_マガモ
頭から首まで鮮やかな色をしているマガモだが、オスとメスで派手さが違う。
鳥の場合、着飾っているのはたいていオスだ。
■マガモの撮影場所
石神井公園(練馬区)、新宿御苑(新宿区)
05_アヒル?
白い水鳥を見つけた。
姿がカモ系だったのでアヒルと推測したが、野生のアヒルはいないので飼育されている個体かもしれない。
なぜかマガモの後を追っていた。
■撮影場所
石神井公園(練馬区)
06_カワウ
カワウはカルガモよりも大きな水鳥なので見つけやすい。
サイズが大きく少しごつい姿だったので変な迫力を感じた。
カワウはずっと丸木の上にいて身づくろいをしていた。
■カワウの撮影場所
石神井公園(練馬区)、善福寺公園(杉並区)
07_ムクドリ
ムクドリはグループ行動が好きなようで、多いときは10羽以上で群れていることもある。
公園や神社の境内などで地面を歩いて虫を探していたりする。
■ムクドリの撮影場所
石神井公園(練馬区)、新宿御苑(新宿区)、妙正寺公園(杉並区)
08_ヒヨドリ
ヒヨドリは住宅地でも見かける身近な鳥だ。
「ヒーヨ!ヒーヨ!」と自分の名をアピールしていて、ほっぺたがオレンジというチャームポイントもあるから見分けやすい。
■ヒヨドリの撮影場所
石神井公園(練馬区)、新宿御苑(新宿区)、明治神宮御苑(渋谷区)、妙正寺公園(杉並区)、上野公園(台東区)
09_ヤマガラ
ヤマガラはスズメほどの小さな鳥で、パーツごとに色が違う派手な姿をしているから探しやすい。
神宮御苑のヤマガラは人馴れしているようで、近くまで寄っても逃げなかった。
■ヤマガラの撮影場所
明治神宮御苑(渋谷区)
10_アオジ
アオジはスズメとほぼ同じくらいの大きさの鳥で、羽部分はスズメと似ている。
しかし頭やお腹などは緑色または黄色の美しい鳥だ。
低木の中でエサ探しをしていることが多いようで、「ジッジッ」と鳴きながら歩いていたので見つけることができた。
■アオジの撮影場所
新宿御苑(新宿区)、明治神宮御苑(渋谷区)
11_キンクロハジロ
キンクロハジロは目つきが悪いというイメージがある。
水面に浮かんでいる間はずっとこちらをにらんでいた。
■キンクロハジロの撮影場所
新宿御苑(新宿区)、上野公園(台東区)
12_ユリカモメ
カモメは海鳥のはずだが上野公園にはユリカモメがいた。
周囲に海辺はないのでユリカモメが不忍池にいる姿には違和感があった。
■ユリカモメの撮影場所
上野公園(台東区)
13_アオサギ
アオサギはほかの野鳥と比べるとサイズが大きいので見つけやすい。
線の細い鳥なので繊細なイメージがあるが、体が大きい分、獲物も大きいのでなかなか豪快な食事をする。
■アオサギの撮影場所
上野公園(台東区)
14_オナガガモ
オナガガモはオスとメスで姿が異なり、上の写真だと左側がメスで右側がオスとなっている。
オスは特徴があってわかりやすく、また名前の通り尾が長いので見分けるポイントにもなる。
■オナガガモの撮影場所
上野公園(台東区)、妙正寺公園(杉並区)
15_ハシビロガモ
鳥類は種類が多いうえに、似たような体型と色をしているため見分けにくい。
写真の水鳥はたぶんハシビロガモだと思う。
ハシビロガモもオスとメスで姿が異なり、写真の右側の個体がハシビロガモのオスと推測したが左側は不明だ。
■ハシビロガモの撮影場所
妙正寺公園(杉並区)
16_カワセミ
カワセミは光沢のある緑色と鮮やかなオレンジをもつ鳥で、水中の魚を素早く捕えるハンターだ。
美しい姿から人気があり、望遠レンズをつけたカメラの先にはカワセミがいることが多い。
■カワセミの撮影場所
明治神宮御苑(渋谷区)
18_ウミネコ
カモメなどは似ていてわかりにくいと思ったが、よく観察してみると違いに気づく。
先ほどでてきたユリカモメとの違いは、ウミネコはくちばしと足の部分が黄色となっている。
ウミネコも海辺にいる鳥と思っていたので、池にいる姿は奇妙に映った。
■ウミネコの撮影場所
上野公園(台東区)
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野鳥の写真がたまってきたら続々と紹介していくつもりだ。