迦葉山 龍華院 弥勒護国禅寺(沼田市)
群馬県に、デカい天狗面を置いている寺があると知り、興味をもった。
調べてみると、天狗面は2つあり、1つは6.5m、もう1つは5.5mと、日本一の大きさを誇るという。
そして場所は、沼田市にある「弥勒寺」とわかったので、群馬旅行したときに、お寺へ行ってみた。
大きな天狗面があるお寺
お寺は正式には「
G.W.期間に訪れたのだが、寺へ向かっている山中で時おり雪が降ってきて寒かった。
お寺に着くと、さっそく天狗面に会いに行った。
堂へ入ると、いきなり巨大な天狗面と遭遇した。
調べてわかっていても、目の当たりにすると、天狗面の大きさには圧倒された。
また、大きな面のほかに、標準サイズの天狗面も多数あって、天狗づくしといった感じだった。
弥勒寺にある天狗像
弥勒寺の境内を散策してみた。
拝殿の前には、天狗さまの像が迎えてくれていた。
天狗さまの台には、上の写真の左側=「小天狗」、右側=「大天狗」と書かれていた。
弥勒寺と同じように、天狗伝説をもつ「高尾山薬王院」(東京都八王子)でも天狗像を見たことがある。
高尾山薬王院の天狗さまは強面だったが、弥勒寺の天狗さまは愛らしい感じだった。
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弥勒寺のようす
境内はきれいに整備されていて気持ちが良かった。
お寺についての説明板もあり、次のように説明されていた。
迦葉山龍華院彌勒護国禪寺 縁起
当山は、嘉祥元年時の上野国大守桓武天皇の皇子葛原一品親王の発願により比叡山三祖慈覚大師円仁を招いて国家繁栄、民衆安泰の鎮守護国寺として開かれた。
降って康正二年天巽慶順禅師により曹洞宗となる。
天巽禅師の隨身に神童中峰あり、神通力を有し広く衆生の抜苦与楽の誓願を立て昇天された。
その後に天狗面が残され、鎮守中峰大薩埵とし祭られ迦葉山信仰の中心となっている。
又、徳川初代将軍の祈願所となり朱印百石、十万石の格式を有し七百十八町歩が下賜された「仏法僧」鳴く霊域である。
(抜粋)
人気がなかったので、ゆっくり散策することができ、古刹である弥勒寺は、木造建築物が多くて趣があって良かった。
◇
弥勒寺は、山中にあるため、ちょっと訪れにくい場所だ。
今回、GWに訪れたのだが、山中は気温が低くて、時おり雪が舞っていた。
冬季に訪れるときは、天気を事前に調べておくなどして、凍結や降雪に注意したほうがいい。
お寺へ行くまでは大変だが、駐車場は近くに整備されていたので便利だった。
弥勒寺周辺のMAP
迦葉山 龍華院 弥勒護国禅寺
(所在地 群馬県沼田市上発知町445)
■弥勒寺までの距離(車の場合)
・沼田市役所…約 16.0km(31分)
・群馬県庁…約 50.8km(1時間23分)
観光情報についての参考サイト
■迦葉山
弥勒寺のサイト
■ようこそ沼田へ
沼田市観光協会
■沼田市
公式サイト
■ググッとぐんま
群馬県の観光サイト