観瀑台から袋田の滝を見る(大子町)
滝はふつう山中にあるため山道を歩いたりして、たどり着くまでに苦労することがある。
そのため滝を見たくても道のりを思うと躊躇してしまう。
しかし袋田の滝は周辺を整備し、滝の近くに観瀑台を設けているため、いいポジションから滝を見ることができる名所となっている。
第1観瀑台からみた袋田の滝
袋田の滝は「日本三名瀑」のひとつといわれているが、それが実感できる場所が第1観瀑台だと思う。
第1観瀑台は滝の途中にあるため目前で迫力のある滝を見ることができる。
訪れたときは前日まで雨が降っていたせいか水量が多く、音を立ててすごい勢いで落ちていく様は見ごたえがあった。
それぞれの観瀑台からみた袋田の滝
観瀑台は二つあるため違った角度から滝を見ることができる。
第2観瀑台への移動は第1観瀑台近くにあるエレベーターを利用するが、楽に移動できてユーザーにやさしい施設となっている。
第2観瀑台は、滝を上から眺めることができて壮観だった。
観瀑台までの道のり
袋田の滝周辺は整備されていたので利用しやすかった。
観瀑台までは徒歩となりトンネルを通ったりもするが、入口に案内板があるためおおよその距離などが把握できる。
トンネルを通るとはじめに第1観瀑台に着き、そこから先に第2観瀑台へ行くことができる。
トンネル内のようす
トンネル内は薄暗いがライトが灯っているため、安心して歩行できた。
トンネルの途中には祠もあった。
つり橋からみた袋田の滝
トンネルの途中にはつり橋へ行く道があったので行ってみた。
つり橋からだと森と滝が一望できるようになっていた。
袋田観瀑施設利用券
袋田の滝観瀑台施設は有料だが、利用しやすいうえに絶好のポジションで景色を見ることができることを考えると安価だ。
利用券の裏には、袋田の滝や観瀑施設のことについて次のように書かれていた。
袋田の滝トンネル
昭和五十四年十二月完成されたこのトンネルの長さは、二百七十六メートル、高さ三メートル、巾員四メートル、中間には展望台を設け更には吊橋への通路を作るなど、お子様よりお年寄に至るまでゆっくり観瀑台より素晴らしい滝が観賞出来るよう設計においても特に工夫をこらしました。
袋田の滝
巾七十三メートル、高さ百二十メートル、四段に落下するところから別名四度の滝と呼ばれ、日本三名瀑の一つであり、四季それぞれに織なす滝の造形は、心のやすらぎと、感動を与えることでしょう。
【こぼれ話】袋田の滝ライトアップ
袋田の滝は定期的にライトアップを行っていたりする。
ライトアップの時期に訪れるなら昼夜楽しめそうだ。
袋田の滝周辺のMAP
袋田の滝
(所在地 茨城県大子町袋田3-19)
■袋田の滝までの距離(車の場合)
・大子町役場…約 8.53km(11分)
・茨城県庁…約 61.7km(1時間28分)
■最寄駅から徒歩の場合
袋田駅…約 3.02km(37分)
観光情報についての参考サイト
■大子町
公式サイト
■観光いばらき
茨城県公式観光情報サイト