箱根神社(箱根町)
箱根神社は芦ノ湖の近くにあり、芦ノ湖のほとりにある鳥居から本殿まで参道がまっすぐのびている。
参拝者がひっきりなしにやってくる人気のある神社だった。
箱根神社のようす
箱根神社は、大きくて威厳のあるものが多かった。
まず芦ノ湖のほとりにある朱色の大きな「平和の鳥居」、参道の両側に立つ巨大な木々、境内の狛犬は通常サイズよりもかなり大きいなど、標準で見かけるものと比べてサイズが大きいものがあったことが印象に残った。
九頭龍神社
大勢の参拝者が並んでいたので行ってみると、九頭龍神社があった。
社は小さめだが、見事な龍の彫りものがあった。
九頭龍神社についての説明板があり、次のように書かれていた。
九頭龍神社の由来
一、御祭神 九頭龍大神
一、例大祭 四月二十九日
一、湖水祭 七月三十一日
一、由 緒 湖水祭の由来
当神社は、湖水祭に因んで建立された新宮であります。本宮は、芦ノ湖の湖心近く御鎮座されている『九頭龍神社』であります。この地に御分霊を奉遷し、鎮祭されました由縁は、古くから湖水祭・庭上の儀が執り行はれてきた祭場でありますから、これを継承発展させるとともに、お詣りしやすいやうにと願ひ、平成庚辰の年を卜して建立されたものであります。
この湖水祭は、奈良時代の天平宝字元年(七五七年)、萬巻上人が湖に棲む『九頭の毒龍』を調伏し、湖の主・龍神として鎮斎されたのに始まります。爾来、一二四三年連綿として龍神湖水の祭が継承され、執行されていますが、これは、箱根神社創建の由来を物語る大切な祭典(八月一日の例祭)の宵宮祭として行はれてをります。
この祭典はまづ、神前に御供と神酒を献じて祝詞を奏し、神楽を舞ひ、祈願をこめたのち、御供を唐櫃に納めて捧持し、行列を整へて湖畔へと向ひます。岸辺で小舟にのりかへ、御供船、楽船、お伴船の順で進発しますが、しかし湖上の大鳥居前から先は、宮司が唯一ゆく御供船のみが湖心に漕ぎ出してゆき、神秘の神事(御供の献納)を行ふ一社伝来の特殊神事であります。
なほ特殊神饌の御供は、三升山合三勺の赤飯ですが、これは精進潔斎した神職が忌籠りして奉仕し、お炊上げして、新調のお櫃に納めて神前に供するもので、一切余人の手をかりず、不浄があってはならぬと、これを他人が窺ひみることも禁じられています。
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箱根神社は湖に山と自然が豊かなところに鎮座している。
湖近くは眺めがいいし、神社までの参道も気持ちが落ち着くので、近くを訪れることがあるなら参拝してみるといいかも。
箱根神社周辺のMAP
箱根神社
(所在地 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1)
■箱根神社までの距離(車の場合)
・箱根町役場…約 16.3km(18分)
・神奈川県庁…約 76.4km(2時間36分)
観光情報についての参考サイト
■箱根神社
■箱根全山 箱根町観光情報ポータルサイト
箱根町観光協会
■箱根町
公式サイト