鷺宮八幡神社(中野区)
鷺宮八幡神社は中野区にある古社で地名の起因にもなったといわれている。
駅の近くに鎮座していてアクセスがよかったので参拝してきた。
鷺宮八幡神社のようす
鷺宮八幡神社は、駅の近くにある神社なのに比較的境内が広く、立派な社務所もあったので少し驚いた。
歴史のある神社だが、定期的に改修しているようで鳥居や拝殿などは新しく見えた。
境内はきれいに整備されていて気持ちが良かった。
神社の入口に説明板があり、次のように紹介されていた。
八幡神社(通称 鷺宮八幡)
・祭神…應神天皇
・祭儀…例大祭 八月二十八日
由緒
当社の創建は康平七年(一○六四)陸奥守源頼義勅を奉じ、東国平定後鎌倉街道に面した当地に社殿を建て、八幡神の御神霊を奉祀し戦勝感謝国家安泰、源氏の隆昌を祈願したのが始めであると伝えられる。往昔境内に老樹、林立し鷺が多く棲んでいたので、里人は鷺宮大明神と称し、これが地名の起因になった。正保二年(一六四五)今川直房所領の頃、八幡神社と改称した。慶安二年(一六四八)以降江戸幕府より御朱印七石余を寄進せられ、中野区内に於て、御朱印を付与された唯一の神社で崇敬厚き古社である。戦後宗教法人法により発足し、昭和二十五年国有境内地三四六二㎡(一○四九坪)の譲与を受け、同三十五年本殿・幣殿・拝殿五十坪余改築、及手水舎改築、明治百年記念事業として、同四十年御嶽神社、同四十二年稲荷神社を同社境内に合併改築、同年神楽殿改築、参集殿新築、石塀設置、同五十年天皇陛下御在位五十年記念、狛犬設置、同五十六年本殿・幣殿屋根葺替え改修、同六十三年天皇陛下御在位六十年記念事業として、社殿改修、常夜燈設置等神社の面目一新し今日に至っている。
平日に参拝したが、ほかに数名の参拝者の姿を見かけた。
それほど有名な神社ではないようなので、参拝者は地元の人と思われるが信仰があついようだ。
鷺宮八幡神社の狛犬
3種類の狛犬が鷺宮八幡神社を守護していたが、鳥居の近くに鎮座していた小柄の狛犬が印象に残った。
小さな体だが迫力のある表情をしていて彫りが見事だった。
鷺宮八幡神社周辺のMAP
鷺宮八幡神社
(所在地 東京都中野区白鷺1-31-10)
■鷺宮八幡神社までの距離(徒歩の場合)
・鷺ノ宮駅…約 0.138km(01分)
観光情報についての参考サイト
■まるっと中野
中野区とサンケイリビング新聞社が運営する観光サイト
■中野区
公式サイト