東伏見稲荷神社(西東京市)
東伏見稲荷神社は数回参拝したことがある。
京都の伏見稲荷大社から分祀して創建された神社で、大きな稲荷様の神獣が守護している。
平日に参拝した時、静かな神社で居心地が良かったので今回は初詣に訪れてみた。
東伏見稲荷神社のようす
東伏見稲荷神社は駅から徒歩圏内にあり、参拝しやすい神社だ。
最寄り駅の隣りには大きな赤い鳥居があり、その鳥居が参道の目印となっている。
通常だと神社へ行くまでの道中はあまり人を見かけないが、この日は初詣と思われる人たちの姿を多く見かけた。
ふだん東伏見稲荷神社は参拝者はそれほど見かけない。
しかし、初詣となるとかなりの人がいて神社の前には行列ができ、警備員らしき人が誘導していた。
しばらく様子をみていたが拝殿へたどり着くまで時間がかかりそうだったので、この日は参拝を断念し、後日訪れることにした。
正月三が日を過ぎてから東伏見稲荷神社を再訪した。
初詣から数日経つと参拝者の姿は減り、ふだんの神社に戻っていてゆっくり初詣できた。
境内には説明板が設置されていて、次のように紹介されている。
神社名 東伏見稲荷神社
主祭神名…宇迦之御魂大神
由緒
当神社は昭和四年に官幣大社伏見稲荷神社(京都鎮座)の御分祀として創建された神社です。御祭神は衣食住など人間生活のすべてを守り給う大祖神で、皇城の守護・万民農楽の大恩神と崇められ給う御神霊であります。
伏見稲荷大神の御分霊を奉斎したいとの関東方面稲荷信仰者の熱心な希望と、稲荷信仰者の参拝の便を計り、また迷信など誤った信仰の是正浄化を計ろうとする伏見稲荷神社の協力によって当神社が創建されました。
東伏見と云う神社名は、京都伏見から東にお遷しした神社と云う意味です。御霊代が京都から着御と同時に西武線元上保谷駅が東伏見駅と改称され、其の後地名も東伏見となりました。
北多摩神道青年会
稲荷神社のトレードマークといえるキツネの神獣。
東伏見稲荷神社に鎮座しているキツネの神獣はけっこう大きかった。
東伏見稲荷神社の本殿後ろにあるお塚
東伏見稲荷神社の本殿の裏手には「お塚」と紹介された場所があり、複数の摂末社が鎮座している。
お塚の中は少しせまく感じたが整備されているので参拝しやすい。
また木々が周囲を囲んでいて雰囲気がよく、並んだ朱色の鳥居は周りとのコントラストがよかった。
◇
東伏見稲荷神社は駅から徒歩圏内にありアクセスがいい。
神社へ行く途中には、老舗の団子屋があったり大きな公園もあるので寄ってみるといいかも。
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【こぼれ話】老舗の団子屋「ふしみだんご」
最寄り駅から神社へ行く途中に老舗の団子屋さんがある。
「ふしみだんご」と書かれている通り、団子が名物のお店で、安価で美味しい団子を入手できるからおススメだ。
東伏見稲荷神社周辺のMAP
東伏見稲荷神社
(所在地 東京都西東京市東伏見1-5-38)
■東伏見稲荷神社までの距離(徒歩の場合)
・西武柳沢駅…約 0.598km(07分)
・東伏見駅…約 0.905km(11分)
観光情報についての参考サイト
■西東京市
公式サイト
■GO TOKYO
東京の観光公式サイト