東京大神宮(千代田区)
伊勢神宮の遙拝殿となっている東京大神宮は、平日でも参拝者の姿を見かける。
日本で初めて神前結婚式を行った神社ということもあって、縁結びを求める人たちに人気のある神社だ。
東京大神宮のようす
東京大神宮は都心部に鎮座していて駅から近い神社だが境内が意外と広い。
境内はきれいに整備されていて、日陰になる場所にはイスが置かれていて休憩できるようになっていた。
駅から近くてアクセスがいいので平日でも参拝者の姿があり、この日は女性が多かった。
鳥居の横には東京大神宮の説明板があり、次のように書かれていた。
東京大神宮
【御祭神】
・天照皇大神 豊受大神
・天之御中主神 高御産巣日神 神産巣日神(造化の三神)
・倭姫命(天照皇大神の御杖代 第十一代垂仁天皇皇女)
【御鎮座】 明治十三年四月十七日
【御由緒】
明治天皇のご裁断を仰ぎ、東京における伊勢神宮の遙拝殿として明治十三年に創建された当社は最初日比谷の地に鎮座していたことから世に日比谷大神宮と称されていました。
関東大震災後の昭和三年に現在地に移ってからは飯田橋大神宮と呼ばれ戦後は社名を東京大神宮と改め今日に至っております。
「東京のお伊勢さま」と称えられ親しまれているのは伊勢両宮(内宮、外宮)のご祭神である天照皇大神(日本国民全ての祖神)と豊受大神(農業、諸産業の守護神)のご分霊を奉斎していることによります。
また日本で最初の神前結婚式を執り行ったことで有名な当社では、現在も神前において伝統的な結婚の儀式を守り伝えております。
天地万物の生成化育つまり結びの働きを司る「造化の三神」が併せ祀られていることから近年縁結びにご利益のある神社としても知られ良縁を願う人々のご参拝も年々多くなっています。
神社にはおみくじがつきものだが、東京大神宮では複数のおみくじが境内に用意されている。
海外からの旅行者に配慮した英文みくじやリーフレットも置かれていて、好感のもてる神社なので、近くへ行くことがあれば参拝してみるといいかも。
入手した東京大神宮のリーフレット
リーフレットのほかにフリーペーパーも置いてあった。
フリーペーパーは定期的に発行しているようだ。
【こぼれ話】東京五社
明治神宮(渋谷区)・日枝神社(千代田区)・靖國神社(千代田区)・東京大神宮(千代田区)・大國魂神社(府中市)を東京五社というらしい。
むかしから信仰のあつい神社ということはわかるが、なぜこの五社なのかはリーフレットからはわからなかった。
東京大神宮周辺のMAP
東京大神宮
(所在地 東京都千代田区富士見2-4-1)
■東京大神宮までの距離(徒歩の場合)
・飯田橋駅…約 0.439km(05分)
・九段下駅…約 0.695km(08分)
観光情報についての参考サイト
■東京大神宮
公式サイト
■GO TOKYO
東京の観光公式サイト