亀戸香取神社でダイコンの歴史を知る(江東区)

神社や寺が好きな理由のひとつに、歴史を知ることができたり史跡を見ることができたりすることがある。
教科書で学ぶ歴史は硬い文章でおもしろみがないけど、ひょんなことから知った歴史は得した気分にもなれて楽しい。
“亀戸香取勝運商店街を通って香取神社へ【東京都】” の続きを読む日本の魅力を紹介

神社や寺が好きな理由のひとつに、歴史を知ることができたり史跡を見ることができたりすることがある。
教科書で学ぶ歴史は硬い文章でおもしろみがないけど、ひょんなことから知った歴史は得した気分にもなれて楽しい。
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「せまい」を通り越して人が通れないくらいの間隔でビルや家が立ち並んで密集しているというイメージが強い東京。
都内の神社も敷地がせまい場合が多く、ビルに囲まれている場合は圧迫感があって落ち着けないところもある。
オフィス街や駅周辺はたしかに物が多いけど、ちょっと歩けば緑があったり、広場のような空間を設けていたりすることもある。
神社もいろいろあるけど、このときは境内がないような小さな神社を見ることが多かった。だから練馬区の北野神社を訪れたときは気持ちが穏やかになった。
“まっすぐな参道が気持ちいい北野神社【東京都】” の続きを読む
北品川三丁目交差点にこんもりと木々が茂った小さな森のようなエリアがある。
正面に建っている龍が彫られた立派な鳥居を見て、すぐに神社と気づけるこの場所が東京十社のひとつになっている品川神社だ。
“高台にある品川神社は富士塚も見事【東京都】” の続きを読む
街あるきをしていると、いろいろなものを目にする。
興味を引いたものはあとで調べようと写真を撮るけど、撮ったあとは「忙しい」を理由にして写真整理を怠ってしまい、埋もれてしまうことが多い。
写真を整理していると、「波除獅子」のモニュメントを撮った写真を見つけた。

波除獅子は中央区の築地を街あるきしたときに見つけたモニュメントで、植え込みに獅子の頭だけが置かれている光景に衝撃を受けて写真を撮ったことを思い出した。
獅子の近くには案内板があって次のように書かれていた。
由来
この波除獅子は、世界有数の彫刻家、流政之先生の作であります。
波除獅子の命名は、この地、築地の守護神であります波除稲荷神社に由来しております。
今から四百年程前、築地一帯は、一面の海でした。慶長江戸図には、今の馬場先門あたりまで汐入を画き、八重洲海岸に舟の役所がありました。
文禄元年(一五九二年)江戸城西丸の増築にお堀の揚土を以て、日比谷入江を埋め始めたのが、江戸東南海面埋立の始まりです。
その後着々と埋立の工事が進みましたが、この築地海面だけは工事困難を極めたと言われます。堤防を築いても築いても激浪にさわられてしまうからです。
しかし、万治年間(一六六〇年頃)御神徳あらたかなる稲荷大神の御神体をお祀りして、波除の尊称を奉ってからは波風もぴたりとおさまり、工事はやすやすとすすんだとのことです。
この波除獅子が、波瀾含みの日本経済を鎮めてくれますよう祈願しております。

写真を見たことで詳細な情報を知りたくなり、ネットで調べていると意外な情報が入ってきた。残念なことに波除獅子は現在、この場所にはないようだ。
2023年7月と8月に投稿されていたネット情報によると、波除獅子は香川県に移ったとのこと。
移設の際は神社の宮司さんが神事を行い、ていねいにモニュメントを保護したあと、都内から香川県まで運ばれたそうだ。今は美術館で展示されていているらしい。
街あるきすると旅行記のために写真を撮るが、あとで調べてみるといつの間にかなくなっていることがある。どうなってしまったのかわからなくなってしまうことが多いが、波除獅子は経過を知ることができてよかった。
いつか香川県へ行くことがあれば、獅子をつくった作家の「NAGARE STUDIO 流政之美術館」を訪れて波除獅子と再会したいものだ。


波除獅子をつくった彫刻家の名前に見覚えがあると思ってデータを探ったら写真を見つけた。
新宿区に「新宿住友ビル」があって三角ビルと呼ばれている。大規模な工事が始まる前に訪れて広場の写真を撮っていた。
広場にはいくつかの彫刻があったが、そのうちの「恋弁天」と「玉ちゃん」という猫の像をつくった人物が波除獅子と同じ「流 政之」氏だった。
二つとも新しくなった「三角広場」にあるというので、近くへ行くことがあればひさしぶりに見に行こうと思う。

隙間なく建物に囲まれた空間で生活していると、広い空間へ行きたくなり、木々や花々など自然の中で休みたくなる。でもそんな癒やしの場所を見つけるのは都市部では難しい。
台東区を街歩きしていたら足を休めたくなった。カフェに入ろうかと思ったが、その前に涼しげな日陰を見つけ、誘われるように神社を参拝した。
“緑に埋もれるようにたたずむ榊神社【東京都】” の続きを読む