宝くじの博物館【東京都】

ちょっとユニークな宝くじドリーム館(中央区)

東京宝くじドリーム館
東京宝くじドリーム館の展示物(東京都中央区)

一攫千金を夢見て宝くじを購入――

むかしはそんな気持ちで宝くじを購入していたが、よこしまな考えからか当選することはなく、大金を得るのはよほど強運の人だけ……と諦めて購入するのをやめた。

東京駅付近へ用があり、ついでだから周囲を散策してみようと考え、どこかスポットはないか探すため地図を眺めていたら「宝くじドリーム館」を見つけた。

ここで宝くじに対する考え方が少し変わるという体験をした。

宝くじドリーム館のようす

宝くじドリーム館は、簡単に言うと宝くじ専門の資料館または博物館的な内容だ。

宝くじの歴史や日本だけでなく世界にある宝くじを紹介するコーナーなどがある。

なかでも目を引いたのが、宝くじの収益金の使い道を紹介しているコーナーだった。

東京宝くじドリーム館
宝くじの活用例(東京宝くじドリーム館)

宝くじの収益の一部は社会に貢献していると少しは知っていたが、パネル展示を見ると「こんなに活用されていたのか」と知り、興味を持った。

あとでどんなふうに収益が活用されているのかを宝くじ公式サイトで見てみると、宝くじの収益金の内訳(平成30年度)は次のようになっていた。

  • 46.5%…当選金として当選者に支払われる
  • 38.2%…発売元である都道府県などに納められ、公共事業などに使われる
  • 14.0%…経費
  • 1.3%…広報費

つまり収益の一部は社会貢献につながっている。

これを知ってからは地域を応援する意図で宝くじを購入するようになり、当選したらラッキーくらいの心持ちになっている。

訪れた宝くじドリーム館は、宝くじに対する視点を変えるきっかけとなったが、展示方法に古さを感じた点が残念だった。

来館することで宝くじに関心を持つ施設にすることで、社会貢献を意識した宝くじの購入者が増えることに期待したい。

東京宝くじドリーム館
宝くじの活用例(東京宝くじドリーム館)

基本情報
・入場料…無料
・開館時間…10:00~19:30(土曜 ~18:00)
 ※平日が祝日の場合…17:00~19:30
・休館日…日祝、年末年始など

東京宝くじドリーム館周辺のMAP

東京宝くじドリーム館
(所在地 東京都中央区京橋2-5-7 日土地京橋ビル1階)

■東京宝くじドリーム館までの距離(徒歩の場合)
・京橋駅…約 0.215km(02分)
・宝町駅…約 0.110km(01分)

観光情報についての参考サイト

■日本宝くじ協会
http://jla-takarakuji.or.jp/
→「宝くじドリーム館」のページがある

■中央区観光協会
https://www.chuo-kanko.or.jp/

■Central Tokyo for Tourism
https://www.centraltokyo-tourism.com/
→東京 中央区観光ガイド

■中央区 公式サイト
https://www.city.chuo.lg.jp/

■GO TOKYO
https://www.gotokyo.org/jp/index.html
→東京の観光公式サイト