【モノマチ】建物に囲まれ隠れるように鎮座する銀杏岡八幡神社(台東区)
台東区では「モノマチ」というイベントが年に2回開催されている。
(【注意】2019年開催時の情報)
むかしからものづくりを担う企業が多い台東区は、普段は接点が少ない現場の魅力を伝えることを目指してモノマチを開催している。
モノマチに参加した際に、銀杏岡八幡神社を参拝したので紹介する。
銀杏岡八幡神社のようす
モノマチに参加している企業をめぐっている合間に訪れた銀杏岡八幡神社は、鳥居がある大きめの道ではなく、小さな路地を通っていたので危うく通りすぎるところだった。
境内に入ると敷地はそれほど広くはなく、とても静かな神社で、紹介文には次のように書かれていた。
銀杏岡八幡神社由緒
御祭神…誉田別命(応神天皇)、武内宿祢命
御神徳…商売繁昌、学業成就、健康長寿、家内安全
御由緒 後冷泉天皇の御代
源頼義公、八幡太郎義家公は、朝廷の命に依り奥州の安倍貞任、宗任を平定する為に奥州街道を下向の砌当地に至りました。
当時このところは小高い丘で隅田川の流れを一望出来る絶景の場所であった。
一休止のため陣をとりました時、川上より流れくるものを拾い上げてみますと銀杏の枝でありました。
その枝をこの丘の上に差し立て都の氏神を遥かに拝み「朝敵退治のあかつきには枝葉栄ふべし」と祈願し旅立ちした銀杏の枝は大きく繁茂しておりましたので、義家公は御神恩に感謝し、この処に大刀一振を捧げ八幡宮を勧請いたしましたのが、康平五年(一〇六二年)当社の始と伝へられています(以下略)
銀杏岡八幡神社はイチョウが見事で、とても背が高く存在感がすごい。
周辺は建物だらけなのに切らずに残していることに感動し、黄葉の季節になると美しい光景を見せてくれることを想像して、地元の人たちをうらやましく思う。
機会があれば境内が黄色の絨毯となる季節にも訪れてみたいものだ。
関連する記事:「モノマチ」
■ノートづくりの老舗ツバメノート
■職人技が垣間見れた浅原皮漉所
■巨大な街のジオラマを見にBASE2500へ
入手したモノマチのリーフレット
モノマチが開催されるエリアは広いので、リーフレットに掲載されているマップが役に立つ。
リーフレットはインフォメーションセンターで配布されており、街歩きの最初に入手したほうがいい。
銀杏岡八幡神社周辺のMAP
銀杏岡八幡神社
(所在地 東京都台東区浅草橋1-29-11)
■銀杏岡八幡神社までの距離(徒歩の場合)
・浅草橋駅…約 0.165km(02分)
観光情報についての参考サイト
■モノマチ|台東モノマチ協会
https://monomachi.com/
■TAITOおでかけナビ
https://t-navi.city.taito.lg.jp/
→台東区公式観光情報サイト
■台東区 公式サイト
http://www.city.taito.lg.jp/index.html
■GO TOKYO
https://www.gotokyo.org/jp/index.html
→東京の観光公式サイト