訪れるだけで十分。自然に癒やされた等々力不動尊(世田谷区)

街あるきしようと世田谷区の情報を調べていたら渓谷があることを知った。
渓谷といえば自然豊かな山の中にしかないというイメージがある。どんなところなのか興味がわいたので訪れてみることにした。
等々力渓谷の大半は立ち入り禁止。等々力不動尊へ

現地に到着して知ったのだが、等々力渓谷は倒木の危険があるため大半が通行禁止になっていた。
かろうじて利用可能エリアがあったため、そこから渓谷の様子を見て等々力不動尊へ向かうことにした。
等々力渓谷の狭いエリアしか見ることはできなかったけど、渓谷と名が付くとおり木々に囲まれた谷になっていて自然豊かな場所だった。
渓谷は等々力渓谷公園にあり、地図で見ると一般の公園と同じくただの緑エリアだ。最寄り駅に到着しても辺りは商店街と住宅地なので普通の街にしか見えない。
珍しくないもない街なのに突如、渓谷が現れるので異質すぎる状況に素直に感動した。
等々力不動尊

等々力渓谷公園の通行可能エリアを通って等々力不動尊へ行くことが可能だ。そこを通って渓谷の一部を見ながら寺へ向かった。
等々力不動尊は谷の上にあたる部分に位置している。道中は等々力渓谷の中を歩いていくので、ちょっとしたハイキング気分を味わえてよかった。
等々力不動尊に到着すると、上から渓谷を見る形になるので眺めがいい。街中とは思えない自然豊かな景色が広がるので癒やされた。

等々力不動尊には説明板が設置されていて、次のように紹介していた。
等々力渓谷
等々力渓谷は谷沢川によってできた谷で、今でも多くの動植物がみられ、四季折々には咲き乱れる桜、常緑の木立、秋の紅葉も不動滝(竜頭滝)に映え、深山の趣きがある。谷間は粘土、砂礫、赤土(関東ローム層)の層が重なって地層の移りかわりをものがたっている。
不動滝は古くより知られ、清浄な渓谷にしぶきをたてて、とどろいていたことから、等々力の地名が起こったともいわれている。不動堂本尊は、新義真言宗の宗祖興教大師が山城国(京都府)よりこの地に移したとつたえられる。
昭和五十四年三月/世田谷区教育員会
東京都指定名勝 等々力渓谷
所在地 世田谷区等々力一丁目外
指 定 平成十一年三月三日
等々力渓谷は、国分寺崖線(ハケ)の最南端に位置する開析谷で、都区内唯一の渓谷である。台地と谷との標高差は約一〇メートルあって、騒音も渓谷の中までは届かず、都区内とは思えないほどの鬱蒼とした樹林と渓谷美は、幽邃な景観を呈し、武蔵野の面影をよくしている。玉川全円耕地整理組合が、昭和五年から十三年にかけて谷沢川の流路を整備し、小径を設けるまでは、不動の滝からゴルフ橋にいたる渓谷内は殆ど人の立ち入ることもなく、雉などの鳥類や、イタチ、キツネなどの小獣類、各種昆虫類の宝庫であった。
等々力不動尊左手の石段下には、国分寺崖線の湧水である不動の滝があり、かつてはこの滝に打たれて行をする修行僧が各地から訪れたと言われており、役の行者ゆかりの霊場と伝えられている。等々力渓谷保存会によって行われている蛍祭りは、清掃活動とともに地域に根ざした保存活動として成果をあげており、清流復活運動の先駆けとなった地域である。
等々力渓谷は、東京都指定名勝「真姿の池湧水群」(国分寺市西元町)とともに国分寺崖線名勝群を形成する一つであり、東京を代表する自然地理的名勝として、植生学、地質学及び地形学上重要である。
平成十一年九月/東京都教育委員会

等々力渓谷は東京都指定名勝になっているだけでなく、「せたがや百景」(95 等々力渓谷と等々力不動)にも選ばれている。世田谷区も推すエリアなので、通行禁止が全面解除になったらまた訪れようと思う。
等々力不動尊について
等々力不動尊
(所在地 東京都世田谷区等々力1-22-47)
■等々力不動尊までの距離(徒歩の場合)
・等々力駅…約 0.641km(08分)
観光情報についての参考サイト
■エンジョイ! SETAGAYA|公式観光情報サイト
https://www.kanko-setagaya.jp/
公益財団法人 世田谷区産業振興公社
■世田谷区 公式サイト
https://www.city.setagaya.lg.jp/
■GO TOKYO
http://www.gotokyo.org/jp/
東京の観光公式サイト
