歴史的建造物は見応えバッチリ! 大正に造られた水門【東京都】

災害対策のために造られた水門(北区)

赤門(旧岩淵水門)
赤門の愛称で呼ばれる水門(東京都北区)

北区に「近代化産業遺産」に選ばれた水門があると知った。

赤水門と呼ばれる旧岩淵水門は、水害の対策として荒川と隅田川の分岐点に設けたもので、大正時代に造られている。

現在は青水門と呼ばれる新しい岩淵水門が活躍しているが、青水門ができるまで使われていたという。

2024年には国の重要文化財にもなった旧岩淵水門は、近くで見ることができるというので訪れてみた。

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ここは本当に都内? 大本山の池上本門寺は規模がデカかった【東京都】

古い五重塔が見たくて池上本門寺に行ったら見どころが多かった(大田区)

仁王門(池上本門寺)
池上本門寺(東京都大田区)

ふだんオフィス街にいるので神社や寺を見かけることはまれだ。また社寺があったとしても、オフィス街の場合はビルに囲まれた中にこぢんまりと鎮座していることが多い。

小規模なタイプに慣れていたので池上本門寺は「大きい!」という印象が強かった。

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歌仙絵が飾られている須賀神社【東京都】

区指定有形文化財の絵画がある須賀神社(新宿区)

須賀神社
須賀神社(東京都新宿区)

新宿区にある四谷。四谷というエリアは目立つ商業施設はないが史跡などが多くて好きだ。

例えば今回紹介する須賀神社には文化財に指定されている絵画がある。そして前にブログで紹介した田宮稲荷神社は『東海道四谷怪談』とゆかりがあり東京都指定旧跡となっている。この社寺も近い場所にある。

とにかく四谷付近には歴史的に魅力のある場所が多く、街あるきをするのが楽しみなところだ。

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珍しい庚申塔を見るために筑土八幡神社へ【東京都】

ユニークな庚申塔と石造鳥居のある筑土八幡神社(新宿区)

筑土八幡神社
筑土八幡神社(東京都新宿区)

庚申こうしん」の日は夜に眠ると体内にいる虫「三尸さんし」が体から出ていき、天帝にその人物の悪事を知らせるらしく、庚申の日は寝ずに過ごす「庚申待こうしんまち」と呼ぶ信仰が昔はあった。

どうやら庚申塔はこの庚申待に由来するものらしいが、道中でも見かけるからどんなからみがあるのか不思議だ。

筑土八幡つくどはちまん神社を参拝したのは珍しい庚申塔があると知ったからだ。

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