洗足池公園(大田区)

大田区の公園に大きな池がある――
もしかしたら、水鳥がたくさんいるかもしれないと考え、野鳥に会うため洗足池公園を訪れた。
公園着くと案内板が目に入ったので読んでみると、洗足池は江戸名所に選ばれていた場所でむかしから知られているようだ。
案内板を見て、さらに興味がわいたのでさっそく池の周りを散歩してみた。
洗足池公園のようす

・面積…約 40000㎡
・一周…約 1.2km(徒歩20分)
洗足池は思っていたより大きくて、一周すると約1.2kmとなり、軽い運動にちょうどいい距離だった。
園内には同じように散策を楽しんでいる人は多かったが、期待していた水鳥はというと、あまり見かけずこちらは期待外れだった。

洗足池公園は駅から近いためアクセスがよく、園内は散策しやすいように整備されていて歩きやすい。
休みの日にのんびりと過ごすにはいい場所かもしれない。

園内には史跡や伝承があり、日蓮が袈裟をかけたという松や、西郷隆盛に縁のある碑が建っていたりする。
また近くには勝海舟のお墓があるので、歴史好きには興味深い場所だろう。
洗足池の案内板

公園の入口にあった案内板は地図もついていて見やすかった。
案内板のひとつに洗足池の説明があり、次のように紹介していた。
区指定名勝 洗足池
洗足池は、武蔵野台地の末端の湧水をせきとめた池で、昔は千束郷の大池と呼ばれ、灌漑用水としても利用されました。
池畔の風景は優れ、江戸時代には、初代広重の浮世絵「名所江戸百景」に描かれるなど、江戸近郊における景勝地として知られていました。昭和3年(1928)に池上線が開通すると、公園として整備され、同5年には風致地区として指定されました。
面積は周辺を含めると約77000㎡、水面の広さは約40000㎡です。
日蓮が足を洗ったので洗足池というとか、袈裟をかけたといわれる袈裟掛けの松がある御松庵など、日蓮にまつわる伝承も残されています。
また、池畔にはこの地を愛した勝海舟の墓や西郷隆盛(南洲)の留魂祠・詩碑などがあります。
池の西北部一帯は桜山と称し、桜の名所で、区内有数の景観に富むところとして貴重です。
昭和50年3月19日指定/大田区教育委員会

洗足池公園内は木々が日陰をつくるので日中でも心地がよく、ところどころベンチも用意されているため休憩もできる。
自然の中をウォーキングしたい人には快適な場所なので、近くの住民たちをうらやましく感じた。
また桜の名所らしいので、機会があればサクラの開花時期にまた訪れてみたいと思った。
【こぼれ話】東急ワンデーオープンチケット
東急電鉄が販売している「東急ワンデーオープンチケット」という一日乗車券がある。
この乗車券は、東急全線が一日乗り降り自由となるので、あちこち訪れたい人にはおススメだ。
【こぼれ話】大田区の観光パンフレット

駅で入手した「ことりっぷ」。
エリアごとに分かれている観光パンフレットで、無料配布されていた。
初めて訪れる場合は、情報収集ができるので便利だ。
洗足池周辺のMAP
洗足池公園
(所在地 東京都大田区南千束2-14-5)
■洗足池公園までの距離(徒歩の場合)
・洗足池駅…約 0.310km(03分)
・北千束駅…約 0.581㎞(07分)
観光情報についての参考サイト
■大田区
公式サイト
■OTA Navi
大田観光協会
■GO TOKYO
東京の観光公式サイト