石の猫、いくつ見つけられるかな? 白山神社(杉並区)
杉並区の神社仏閣について情報収集していたら、境内に石造りの猫を置いている神社があると知って興味がわいた。
神社の所在地を見ると荻窪駅から徒歩で行ける距離でアクセスがいい。まだ参拝していない神社だったので、わくわくしながら訪れてみた。
手水舎に猫、花壇の縁にネコ。猫さがしが楽しい白山神社
荻窪駅のすぐのところに「HAKUSAN TOWNS」商店街がある。通りをずっと歩いていくと線路にぶつかるが、そこへたどり着く前に白山神社の参道入り口がある。
神社の入り口は「白山神社」と書かれた石碑があり説明板も設置されている。そして鳥居も見えているから迷うことはなかった。
鳥居をくぐって細長い参道を進んでいった先に白山神社は鎮座していた。
境内に到着してすぐに手水舎を探した。するとうれしい発見があった。手水舎には水を出してくれてる愛らしい猫が出迎えてくれた。
手を清めて参拝を終えたら境内の散策を始めた。
神楽殿の横の花壇で寝ている猫はすぐに見つけた。思っていたよりもサイズが大きく、白色なので目立って探しやすかった。
そして末社近くでごろんとなっている猫を見つけ、木の中にちょこんと座っている猫も見つけた。
白山神社はあまり下調べをせず訪れたので、参道や境内のようすは新鮮だった。また1体だけと思っていた石の猫は複数いたので、サプライズの出合いはうれしかった。
白山神社は駅から徒歩圏内なのでアクセスがいい。駅には商業施設があるし、商店街もあるので買い物がてら参拝してみるといいかもしれない。
荻窪白山神社
当社は旧下荻窪村の鎮守で、祭神は伊邪那美命です。
当社の起源は社伝によると、文明年間(一四六九~一四八七)関東管領上杉顕定の家臣中田加賀守が、屋敷内に五社権現社を奉斎したのにはじまり、後に中田一族が栄え、ここに社殿を建てたと伝えられています。
当社は地域の氏神様としてだけではなく歯の神様としても知られています。伝えられるところによると、ある時、中田加賀守の弟 兵庫が激しい歯痛に悩んでいると、白山の神様が夢に現れ「境内の萩を箸として食事をするように」という御神託をなさいました。兵庫が御神託のとおりに境内の萩で食事をすると不思議に歯の痛みが止まったといいます。この事情を聞いた近隣の人々は、歯痛の治る神様としても信仰し、参拝者も多くなったといわれています。明治四十二(一九〇九)年の古記録に、神前に供えられた萩の箸が山となっている様子が記されているほか、昭和四十二(一九六七)年の環状八号線の拡張にともない、社殿の造営を行った折には、古い社殿の長押から納められた萩の箸が山のように出てきて人々を驚かせました。
この社殿の造営の際に新調された大太鼓(直径一四九センチメートル)は、当時、府中の大國魂神社の太鼓に次ぐ都内第二の大きさでした。また、秋の例大祭の際に荻窪の町を巡る宮神輿は昭和三(一九二八)年に新調され、その重さは百五十貫余(約五六三キログラム)あります。
令和四年四月 杉並区教育委員会
※白山神社の境内にあった説明板より
白山神社について
荻窪 白山神社
(所在地 東京都杉並区上荻1-21-7)
■白山神社までの距離(徒歩の場合)
・荻窪駅…約 360m(04分)
観光情報についての参考サイト
■荻窪 白山神社
https://ogikubohakusan.or.jp/
■すぎなみ学倶楽部
https://www.suginamigaku.org/
杉並区公式情報サイト
■杉並区 公式サイト
https://www.city.suginami.tokyo.jp/index.html
■GO TOKYO
http://www.gotokyo.org/jp/
東京の観光公式サイト