やっとで見れた! 上野東照宮の姿(台東区)

上野を街あるきしたとき上野公園へ行き、園内に鎮座している東照宮を訪れた。
ところが東照宮は建物前にカバーがかけられていて中が見えない。状況がわからず困惑していたら説明があり「修復中」とのこと。参拝できなかったので日を改めて参拝した。
平日でも参拝者が絶えない上野東照宮

上野は名所が多いのでこれまで何度も訪れている。見たいものがたくさんあるから同じ場所へ行くことは少ない。上野東照宮もかなり日が経ってから再訪した。
参拝したのは平日だったけど、たくさん人がいたのであまり写真を撮ることができなかった。それでも以前は見ることができなかった拝殿を見ることができて感動した。
東照宮 略記
祭神
徳川家康・徳川吉宗・徳川慶喜
縁起
元和二年二月見舞いのため駿府城にいた藤堂高虎と天海僧正は危篤の家康公の病床に招かれ三人一処に末永く魂鎮まるところを造って欲しいと遺言された そこで高虎の家敷地であるこの上野の山に寛永四年(一六二七年)に本宮を造営した その後将軍家光はこの建物に満足出来ず慶安四年現在の社殿を造営替えし、江戸の象徴とした。
※説明板より抜粋
前に訪れたときは改修中だった上野東照宮

改修中はカバーがかけられていて、ようすをうかがうことはできなかった。当時はがっかりしたけど、こうして写真を見てみると貴重な体験だったと思っている。

上野東照宮には文化財指定されている貴重なものが多くあり、美術鑑賞できるからいい。
それほど面積がないのに灯籠の数がとても多くて圧巻される。中でも目を引いたのは「御三家灯籠」だった。
灯籠についての説明板があり、次のように書かれていた。

御三家灯籠
これら唐門両側の六基の銅灯籠は家康公36回忌である慶安四年(1651年)四月十七日に奉納された。
尾張・紀伊・水戸の「徳川御三家」より2基ずつ奉納されたもので、すべて重要文化財に指定されている。
笠の龍が舌を巻いているようなモチーフは「蜃(しん)」という想像上の動物で、口から気を吐き蜃気楼を作るといわれている。
火袋の天女の装飾が美しく精巧である。
灯籠の奉納者は唐門より順に以下のように並んでいる。
- 紀伊 従二位大納言
徳川頼宜(家康の十男) - 水戸 正三位権中納言
徳川頼房(家康の十一男) - 尾張 従三位兼右近衛権中将
徳川光義(家康の孫、家康の九男義直の子)
御三家の中では尾張・紀伊・水戸の序列が一般的なので、通例だと兄弟の順からも九男が興した尾張家が一番唐門側に来るのであるが、奉納の前年に義直が他界し、子の光義(後の光友)が家督を継いだばかりでまだ官位も低かったため、唐門から最も遠い場所に奉納し、このような順になったと考えられる。
※説明板より抜粋

上野は名物が多い。上野公園だけでもかなりの名所があるので一日だけだと時間が足りない。
何度も上野には来ているけど、まだまだ訪れていない名所がある。また時間をつくって街あるきをするつもりだ。
入手した上野東照宮のリーフレット

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観光情報についての参考サイト
■上野東照宮
https://www.uenotoshogu.com/
■TAITOおでかけナビ
https://t-navi.city.taito.lg.jp/
台東区公式観光情報サイト
■台東区 公式サイト
http://www.city.taito.lg.jp/index.html
■GO TOKYO
https://www.gotokyo.org/jp/index.html
東京の観光公式サイト