浮世絵にもなっている日本橋に観光案内所あり(中央区)

日本橋は見どころが多い。『日本の道100選』に選ばれていたり『日本国道路元標』もあったりする。浮世絵にも描かれていて昔も現在も名所のままだ。
ひさしぶりに日本橋を通ると観光案内所ができていた。
中央区の情報が掲載された観光リーフレットが便利

感染症の流行で人の姿が減っていた時期もあったけど、再び東京に旅行者が増えてきている。
ひさしぶりに訪れた日本橋には新しく観光案内所ができていて利用する観光客の姿も見かけた。
観光案内所がどんなものなのか気になったので入ってみた。施設には中央区の観光リーフレットが設置されていてスタッフが常駐していた。
日本橋観光案内所は元旦以外は営業しているので、旅行者にとってはありがたい施設だ。中央区を観光したいのなら、利用してみるのもいいかもしれない。
すぐ近くに「日本橋」の説明板があり、歴史を知ることができてよかった。

重要文化財 日本橋 附 東京市道路元標(一基)
所在地 中央区日本橋室町一丁目~日本橋一丁目(日本橋川)
日本橋の創架は、徳川家康が幕府を開いた慶長八年(一六〇三)と伝えられています。翌年、日本橋が幕府直轄の主要な五つの陸上交通路(東海道・中山道・奥州道中・日光道中・甲州道中)の起点として定められました。江戸市街の中心に位置した日本橋は、橋のたもとの日本橋川沿いに活気ある魚市場が立ち並び、周辺に諸問屋が軒を連ねるなど、江戸随一の繁華な場所でした。
現在の日本橋は、明治四十四年(一九一一)に架橋されたルネサンス様式の石造二連アーチ橋で、都内では数少ない明治期の石造道路橋です。橋長四九・五メートル、幅員二七・五メートルの橋には、照明灯のある鋳銅製装飾柱を中心に和漢洋折衷の装飾が施されています。中でも、建築家・妻木頼黄の考案に基づく麒麟や東京市章を抱えた獅子のブロンズ像(原型制作・渡辺長男、鋳造・岡崎雪声)は、意匠的完成度の高い芸術作品といえます。なお、親柱に記された橋名の揮毫は、第十五代将軍・徳川慶喜の筆によるものです。
また、附指定を受けた「東京市道路元標」は、昭和四十二年(一九六七)まで都電の架線支持柱を兼ねて日本橋の中央に設置されていましたが、現在は日本橋北西の橋詰広場に移設されています。なお、橋の中央には当時の内閣総理大臣・佐藤栄作の筆による「日本国道路元標」のプレート(複製は北西橋詰)が埋めこまれています。
平成三十一年三月 中央区教育委員会
入手した中央区のリーフレット



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日本橋観光案内所について
日本橋観光案内所
(所在地 東京都中央区日本橋1-1-1地先)
・営業時間…10:00~17:00
・休業日…元旦
■日本橋観光案内所までの距離(徒歩の場合)
・三越前駅…約 0.115km(01分)
・日本橋駅…約 0.174km(02分)
観光情報についての参考サイト
■日本橋観光案内所
https://nihonbashi-info.tokyo/tourism/
■中央区観光協会
https://www.chuo-kanko.or.jp/
■中央区 公式サイト
https://www.city.chuo.lg.jp/
■GO TOKYO
https://www.gotokyo.org/jp/index.html
東京の観光公式サイト