明かりが火だった歴史を感じ取れるガス灯がある街(中央区)
電気を使うようになってから火を明かりとして使う機会は少なくなった。
提灯やランタンでも電気が活躍するなか、火を使っていた時代を感じ取れる場所がある。
東京都中央区の銀座といえば商業的なイメージが強いかもしれない。そんな銀座にガス灯が立っているのだ。
ガス灯は目立たない場所にあった
銀座で街あるきをしていたら奇妙なモニュメントが目を引いた。続けて隣に立つレトロなガス灯が目にとまった。
気になって近くまで行くと説明板があり、次のように紹介されていた。
煉瓦とガス燈(1987年記)
明治初期我が国文明開化のシンボルとして、銀座には煉瓦建築がなされ、街路照明は、ガス燈が用いられた。
床の煉瓦は、最近発掘されたものを、当時のままの「フランス積み」で再現。
ガス燈の燈柱は、明治7年の実物を使用、燈具は忠実に復元。
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説明を読んで初めてガス灯の歴史を知ることになり、銀座という街中でも歴史を感じられるものが見れて得した気分になれた。
東京は日本の首都とあって最新のものがいち早く取り入れられていくが、ちゃんと古いものを残しており歴史を感じさせるものが点在している。
街あるきは不思議なものを発見できる楽しみがあり、ひょんなことから歴史を知ることもある。偶然の出合いに面白さを感じてしまい、次はどこへ行ってみようかとやみつきになってしまう。
煉瓦とガス燈について
煉瓦とガス燈
(所在地 東京都中央区銀座1-11-1あたり)
■煉瓦とガス燈(徒歩の場合)
・京橋駅…約 0.168km(02分)
・銀座一丁目駅…約 0.292km(03分)
観光情報についての参考サイト
■中央区観光協会
https://www.chuo-kanko.or.jp/
■中央区 公式サイト
https://www.city.chuo.lg.jp/
■GO TOKYO
https://www.gotokyo.org/jp/index.html
→東京の観光公式サイト